やっぱり不動産でしょ

不動産・投資にまつわる裏話やホンネを語ります。最前線からのホットな話題もご提供します。

ここから上昇トレンド!

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売り方にとっては逆風かもしれません。

ゴールデンウィーク10連休もあり、ヘッジファンド等に狙われているとか、中国発暴落が目前とか、もっと言うと消費税増税やオリンピックバブルの崩壊等があり、近々日本経済は崩壊するといった話も蔓延しております。

ですがバブルですかねぇ?

専門の不動産に関して言えば、確かに不動産価格は上がっています。地方は分かりませんが、東京を中心とした首都3県は確実に値上がりしています。その傾向は東京などの利便性の高い人気エリアに集中しています。ちょっと郊外にいくと戸建てなどは大して上がっていません。

仕入れに関しても高止まりしている感はあります。収益不動産に関しても高止まりしています。融資が厳しくなってしまったのでジリジリ下がっている傾向はありますが、まだ高い感じです。

地価も銀座4丁目という日本一高い土地もバブル時の価格を超えてきています。やっぱり価格が高騰してるバブルだろという見方もあるかもしれません。

ですが、明らかに違う事があります。

まず金利。不動産とは密接な関係にある金利ですが、融資は厳しくなっても金利はさして上がっていません。賃料から得られる利回りと借入金利の差であるイールドギャップは取れています。購入できれば十分運用できます。

バブルの時はイールドギャップがマイナスにもかかわらず、値上がりするであろうという理由でバブル崩壊まで買われ続けていました。現在は融資の引締めにより投資用不動産が動かなくなっている、その影響で価格もジリ下げといった感じです。これはバブルにならないようにブレーキをかけている形になっています。

転売益をだすのは難しいが、インカム収入を上げる分には問題ないという形です。既に転売益を狙った取引など過熱感は一切ありません。

仕入れに関しても、値上がり前提で仕入れまくっていたバブル時と違い、高くなってしまったので買い控えしている業者も多く、高いとはいえ採算のとれるレベルで抑えられています。

時代は繰り返すといいますが、学習したのでしょうか、繰り返してないですよね。上手くコントロールされている気がします。一時行き過ぎた感のあるサラリーマン投資家に対する融資も金融庁の指導が入って冷め切っていますし、やり過ぎ業者はマスコミで叩かれガタガタ。

なんか変ですよね。自助努力が働くというか、今までと違う気がします。少なくともバブルじゃありません。

かつて収益物件にしてもこれ以上上がると借入で購入しても回らないというレベルがありまして、それを超えると途端に売れなくなっており、バブルの頃のように価格がとことん上がって行くという事はありませんでした。銀行も回らない物件には融資をしませんでしたが、スルガ等の一部業者がそれを超えて融資し、買えれば何でもいいというノリで買いまくった個人が出てきて話題になったと思ったら粛清みたいな。

ということでお先真っ暗な悲観論が全盛ですが、皆が悲観論の時に暴落しませんよね。2020年東京オリンピックまでって分かり安すぎません?

目先、日本株上昇、仮想通貨上昇でしょう。10連休はヤバイと思っておりましたが、調整を挟んで上昇トレンドかと思っています。外国人も買いに回っています。きっとその上げは、その後の下げの為なんだろうと思いますが。

もう一つ気になるのが、オプションに資金が全然入ってこないことです。かつては大事件の起こる「前に」オプションに大量建て玉が出来ており、知ってたんかい!と思われるような動きを見せていましたが、最近は仕掛け的な動きはほとんどないような気がします。

トランプ大統領誕生の際も大きな動きは見せましたが、皆がヒラリーといっているところで逆にトランプに大量に貼ってあるのがいつものやり口でしたが、どうやらヘッジファンドも大損したみたいですし、昨年の年間で利益も出せていないところがほとんだったらしいです。

かつては皆と反対、悪い結果のほうに張っていると大勝する率が高かったのですが、なんだか最近違ってきてるように感じます。まぁ良い事なんでしょうけどね。

もしかして、悪だくみできない世の中になってきてます?という話。